2025年7月23日
2025年度 11支部合同交流会(円了ホールイベント)のご報告
連日の猛暑が続く中、2025年度甫水会11支部合同交流会が盛況のうちに開催されました。今回の交流会では、東洋大学白山キャンパスの円了ホールを会場に、東洋大学応援指導部による演舞と、陸上競技部の酒井俊幸監督による講演会という、二つの魅力的なイベントが行われました。
まずは、応援指導部の皆さんによる迫力ある演舞で幕が開きました。校歌と応援歌に始まり、スペシャルメドレー、そして「負けないで」と続く、バラエティ豊かな演目が披露され、会場からは自然と手拍子が沸き起こりました。
リーダー部、楽器部、チアリーダー部の三位一体となった見事な連携も圧巻でした。リーダー部は、少数精鋭ながら主将を中心に力強い演舞を披露。チアリーダー部は、終始笑顔を絶やさず、華やかにステージを彩りました。楽器部による演奏は、力強さと躍動感を兼ね備え、リーダー部とチアリーダー部を繋ぐ架け橋となっていました。
学生たちの生き生きとした姿から、大きなエネルギーをいただくとともに、応援指導部が日頃から学生たちの心の支えとなっていることを、改めて実感しました。
会場の熱気が高まる中、続いて東洋大学陸上競技部酒井俊幸監督による講演会が開催されました。東洋大学を箱根駅伝優勝3回に導いた名将のお話を直接伺える貴重な機会とあって、参加者の皆様も真剣な表情で耳を傾けていました。
酒井監督が語られた指導理念は、単に競技に留まらず、学生たちが社会へ巣立っていく際にも大切な考え方であり、私たち保護者世代にとっても深く心に響く内容でした。中でも、「積極的に取り組む学生が大きく成長する」との言葉は、駅伝のみならず、あらゆる分野に共通する教訓であると感じました。
また、今年の箱根駅伝における当日エントリー変更の裏話は、講演会ならではの貴重なお話であり、会場の関心も高まりました。さらに、講演会中に上映された動画では、柏原選手、設楽兄弟、服部兄弟など、東洋大学陸上競技部のOBたちの学生時代の貴重な映像も紹介され、陸上競技部の輝かしい歴史に触れるひとときとなりました。
今回の交流会を通じ、東洋大学で学ぶ学生たちのエネルギーと可能性、そしてそれを支える指導者の皆様のご尽力を、保護者として間近に感じることができました。
最後に、このような素晴らしい交流会を企画・運営してくださった甫水会の皆様に、心より感謝申し上げます。皆様のご尽力により、参加者一同にとって忘れられない有意義な時間となりました。
(福祉社会デザイン学部2年保護者 西野優子)